とある平日午後6時過ぎ、シンガポール、MRTニュートン駅から、ある会場に向かうまで平社長Aの頭の中は、「後悔」の一文字で一杯であった。「なんで、忙しいのに・・・・私、こんなことを!」旦那に「仕事で手一杯なのに無理じゃない〜って」言われ、半ばヤケになり申し込んでしまった(~_~;)。「旦那の言う通りだったったかも。」「なけなしの給料が、、」(←社長ですが、平なもので。)等々ネガな気持ち100%で歩いておりました。
そして、気がつけは着いてしまった!天下のAlliance Française(アリアンフランセーズ)に!ここはシンガポールにあるフランス共和国認定の国家言語習得機関なのだー!←要は語学学校
出だしは長くなりましたか、平社長Aはフランス語習得に乗り出したのです。
「何故シンガポールでフランス語を?」と多くの読者はお思いでしょう。
順番からいけば、英語の次は中国語こそシンガポールで学ぶ言語であります、本当に。しかし、伴侶がフランス人であるということが要因で、フランス語を手習うことに。
フランス人が旦那だと、「フランス語が出来るのですね!」とよく聞かれ(いえ、断定され)ます。しかし、本気の謙遜無しでまったく喋られません!
I don’t speak French! のレベルだっつーの。
流石に結婚9年目を迎え、来年はスイート10アニバーサリー、、。このままでは一生フランス人の旦那及び、その家族ともフランス語で喋られないかも💦と思い、自分に鞭打ちながら、フランス語の勉強をすることにしたのです。
クラスに入ると、「おお!多国籍な若い大人達」、「もしや、みな平成生まれ!?」 「隣の韓国女子韓流スターみたく、可愛い❤️」と語学学校ならではのわくわく感が!
しかし冷静になってみると、「このクラスで1番年上は私? やばい! 脳みそついていけるかしら💦」と更に不安に。
「これ本当にビギナーなの!?」というレベルでクラスが始まる。「ほとんどフランス語じゃん、これ。(←フランス語を習いに来ているのですが)、もっと英語での説明が多いかと、、。 」と独りもやっておりました。
実は平社長Aは6年前長女妊娠中に、同じクラスを取っていたのだ!あの時のアドバンテージがあるかと、思いきや、すっかり忘れているA。記憶力の無さだけは誇れる・・。よく他の忘れっぽい友人と、前にした話しで盛り上がり、記憶力の良い友人から、「あんたら前も同じ話題で笑っていたよ!しかもこの話、三回目。」と言われるぐらい。
そんなこんなで、苦痛にみちた授業は進み1時間半後の午後8時に、休憩!!
あまりの糖の消費度にカフェでホットチョコレートを頼む。啜っている間、同じクラスのオーストラリア出身の女の子と話すと彼女は、法学を勉強していて、法学はフランス語の文献が多いから勉強していると。みんな色んな理由で学んでいる。私は家族の為といいつつも、やっぱり自分の為かな、今こそフランス語が出来るようになりたいって思ったから。一生わからないままは嫌だと、心底思ったから。
休憩の後のクラスは午後9時半まで。
先生が、「急いで勉強しないでね、語学は急ぐものではないし、競争すべきものではないから。」と。
そうだよ!ホットチョコレートで、五臓六腑満たされたせいか、この言葉すんなり受け入れられる。競争ではなないものね。
「先生! 付いて行きます!」と単純な私はクラス参加2時間半後にやっとヤル気になったのでした。
【後日談】
大人のクラスはいい! ナイスガイ・ガールズばかりで、休憩時間にBYOワインとつまみで盛り上がったりします💛 授業でも「結婚観」について語ったり。 楽しく手習い中のAです。
(情報)
Alliance Française(アリアンフランセーズ)
http://alliancefrancaise.org.sg/
Aが取得しているクラスは週に1回夜の部 18時30分~21時30分クラス
クラス費用:週8回が1セットでS$350+GST 7% 教材:S$60程