はたママ特派員が聞く、知っ得レポート!!
このレポートでは、シンガポール生活で知って得する情報をお伝えしています。
今回は、赤ちゃんから小学生までの子どものさまざまな預け先について概要をレポートします。
シンガポールでは共働きが当たり前です。そのため、早くから子どもを「預け」て働くための環境がそろっています。家庭の教育方針や家計の事情などに応じて、自分たちや子どもにあった選択肢があります。
いわゆる保育園・幼稚園や学童のようなものはもちろんのこと、他にもヘルパー(メイド)やナニーという選択肢もあります。
子どもが大半の時間を過ごす預け先。はたママが、仕事に集中できるためにも自分たちに合ったやり方を見つけられると良いなと思っています。
ここでは、保育時間、特徴、費用、探し方などを中心に全体的な情報をお伝えしていきます!
なお、日系の幼稚園は日本語フリーペーパーなどにすでに情報があるので対象外としています。
また、このレポートでは機能別に「チャイルドケアセンター」「キンダーガーデン」「スチューデントケア」と区分しました。この区分と異なる園名がついている場合もあります。
【チャイルドケアセンター(Child Care Centre)】 (日本での保育園に相当)
<主な対象>
18ヶ月~7歳未満
※Infant Careを併設している場合は生後2ヶ月から。
<保育時間>
7:00~19:00が一般的、土曜保育対応可能の場合もあり
<入園タイミング>
随時(※空きが無い場合は数週間まつことも)
<特徴>
長時間保育に対応している園はチャイルドケアセンターと呼ばれている。多くがいわゆるローカル園といわれる園。日本人の先生による選択制の日本語クラスがある園もある。保育士は専門資格を保有。
<1日の過ごし方(例)>
8:00 朝食
9:00 歌(登園完了)
10:00 中国語カリキュラム(手遊び歌、読み書きなど)
11:00 アート活動(お絵かき、工作)
11:30 昼食、シャワー
12:30 昼寝
15:00 おやつ
15:30 英語カリキュラム(手遊び歌、読み書きなど)
17:00 帰宅準備 (自由時間)
<探し方>
- WEBサイト(エリア・年齢・料金等で検索可能)
- Childcarelink https://www.childcarelink.gov.sg/
- Skoolopedia https://skoolopedia.com/
※ほとんどの園で、見学は事前に電話等で申し込めば随時可能
<費用目安>
S$500~2,000以上/月まで各園により異なる
Infant Care の場合は、$1,500 以上など高額な場合が多い
【キンダーガーデン(Kinder garden)】
(日本の幼稚園に相当)
<主な対象>
24ヶ月~7歳未満
<保育時間>
8:00~16:00 の間の3、4時間
例)8:00-12:00 もしくは 13:00-17:00 など
長期間のスクールホリデー(休暇)が年に数回ある。6月が一番長く1か月間
<入園タイミング>
随時(※空き状況によっては待つことも)
<1日の過ごし方(例)>
8:00 登園
9:00 カリキュラム(中国語 お絵かき、歌、工作、運動)
10:00軽食
10:15 カリキュラム(英語 お絵かき、歌、工作、運動)
11:00 語学学習
12:00 帰宅
<特徴>
保育プログラムよりも言語やスポーツなどの学習プログラムが充実している。日本人の先生による選択制の日本語クラスがある園もあり。
<探し方>
- WEBサイト(エリア・年齢・料金等で検索可能)
- Childcarelink https://www.childcarelink.gov.sg/
- Skoolopedia https://skoolopedia.com/
※見学は事前に電話で申し込めば随時可能という園がほとんど
<費用目安>
S$600~1,500以上/月
【スチューデントケア(Student Care)・アフタースクールケア(After School Care)】
(日本の学童に相当)
<対象>
小学生
<保育時間>
学期中:13:30~19:00頃
長期休暇中:8:00~19:00
<特徴>
ローカルの小学校近くにあり、生徒自身が徒歩で通園することができる。宿題のサポート、言語学習、学年を超えた友人との交流などが魅力。ランチやおやつの提供や、園庭があるところでは外遊びなどの自由時間もある。
運営母体はチャイルドケアセンターのほか、最近では小学校の場合もある。
チャイルドケアセンター提供の学童サービスは価格的に比較的高い傾向がある。日本人スタッフ在籍のスチューデントケアもある。
小学校による学童サービスは、学校の敷地内にあり子どもが移動しなくてよいことや、シンガポール国立大学などの信頼性の高い組織に運営を外部委託しているなどのメリットがある。
<探し方>
- WEBサイト(エリア・年齢・料金等で検索可能)
- Ministry of Social and Family Development(シンガポール社会・家族開発省)Student Care Portal
<費用>
$150/月~
場所により料金は多様ながら、チャイルドケア、キンダーガーデンに比べると年齢が上がった分大変お得感がある。
【ヘルパー(メイド)】
<対象>
個人による
<保育時間>
雇用主とヘルパー間で決められるため、自分のスタイルに合わせられる
<特徴>
基本的には、住み込みとなり、フィリピン・インドネシア・ミャンマー等の出身の人が多い。直接雇用が必須条件のため、ビザの手配等が必要。家事のサポートも受けられるため、コミュニケーションやリスク管理を含むマネジメントが上手くいけば、仕事との両立がしやすい。さらには、ヘルパーがいることで出張が可能になるなど仕事の可能性も高まる。
<探し方>
- エージェント
<費用>
給与・税金・食費等合わせると$1,000/月前後程度
※ヘルパーの詳細についてはここちら
【ナニー】
<対象>
個人による
<保育時間>
7:00~19:00が 一般的
夜・土日に対応可能な場合も有り
<特徴>
シンガポール人、PRを持つマレーシア人等で、子育て経験を持つ人が多い。資格等特に所持しない場合が多数。自宅で預かるケースが多く、1~数名、一緒に預かっているケースも有り。
<探し方>
- エージェント
<費用>
$700~1,000/月程度
まだまだいろんな情報があると思うので随時追加し、読者のみなさんでこの一覧を作り上げていけたらと思います。追加情報などありましたら下記お問い合わせフォームまでコメントお寄せくださいませ。
応募先:http://asia.hatamama-world.com/about-us/
Reported by
informed by:Toshiko Negoro Smyth,Itsuko Yamane,Nanami Sukegawa,Risako Minami ,Naomi Tanno,Azusa Seki
はたママ特派員:Aiko Mochizuki