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シンガポールDPで働くつもりだった元駐在帯同ワーママ生活で【やっててよかった or やっときゃよかった】4つのこと

こんにちは、はたらくママ@シンガポール東京特派員です。

弊員、駐在生活を経て本帰国し、元の職場に出戻って早数ヶ月。

毎日のばたばたは変わらなくても少しだけ気持ちの余裕ができたところで、日本ワーママ⇒SG専業⇒日本ワーママの遍歴を振り返ってみました。

 

この記事では海外駐在組では依然マイノリティである、「シンガポールで(主に)DPで働きたい」または「日本に帰ったらまた働きたい」女性、特に配偶者の海外駐在に帯同しているまたはこれから帯同しようとしているママ向けに、何かの役に立つかもしれない、生活まわりの経験を3つお伝えします。

 

シンガポール渡航時の私の状況はこんな感じでした。

・子ども2名(年中男児、生まれたて女児)

・フルタイム勤務⇒育休中に退職)

・予定任期3-5年程度

夫が先に現地に行ってしまい、娘の生後10日から始まった子ども2人とのワンオペ生活&シンガポールワンオペ往復は一生忘れられない思い出です。

 

その1:出国前にやっててよかった!失業給付金受給延長手続き

 

知られているようで知られていない、失業給付金(いわゆる失業保険)の3年間の受給延長手続き。

3年以内に帰国する保証はありませんでしたが、予定より早く本帰国した私の場合は、やっておいてよかったです。帰国後に手続きをしてから、わりとすぐに給付金がもらえたので、「収入が無い」ことが地味にストレスだった私は気持ち的にとても楽になりました。

 

受給延長手続きができる条件は、次の通りです。

・配偶者が会社の指示で海外転勤になり、

・退職して任地に帯同するため、

・すぐには求職活動ができない

という条件が揃うと受給延長対象になるようです。ただし、会社の辞令ではない、自分の意思で現地で就職する家族(現地採用)に帯同する場合は対象にはなりません。

 

▼参考ページ:ハローワーク

※条件詳細や手続きなど細かなことは、ハローワークのWebサイトや窓口で確認してくださいね!

 

失業給付金受給延長手続きには、夫の勤務先発行の海外赴任証明書や、渡航時の航空券のコピーが必要でした。そのため出国後にシンガポールから千葉の実家に書類のやり取りを含む手続きを頼む必要があり、少し手間がかかりました。

それでも、保険として手続きしておいて損は無いと思います。

 

その2:出国前にやっときゃよかった! 病児保育サービスの休会(継続)手続き

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~復職後の切実な悩み、病児保育サービスは絶対手放すな~

 

新生児と4歳児抱えての怒涛の海外引越し準備。

モノもしがらみも迷ったものはすべて捨てることを選んできましたが、帰国後に少々の後悔が。

 

引越し関連手続きのどたばたでばっさり切ってしまったサービスで、一番後悔しているのが病児保育(シッター)サービスです。

第一子がお世話になっていた、病児のシッター手配100%、シッターさんもみなすばらしい方ばかりの某有名法人。

海外赴任だから当面使わない、帰ってくるころには子どもも大きくなっているだろうと判断して、退会手続きをしてしまいました。

退会手続きの時に、「休会」にすれば帰国後の再開も簡単ですよ、と案内されていたのですが、休会中の年会費も惜しかった(自分に収入がなくなるという焦りがそうさせた)ので迷わず退会。

 

ところが帰国して幸い順調に再就職が決まり、じゃあまた入会を!と思ったら人気高騰につき新規入会制限中ですぐには入れない!入会金も上がってる!

仕方が無いので、病児保育を提供している他の事業者と契約したものの、「今日、すぐ、来てください!」にはなかなか対応してもらえず、心もとないのです。

結局、待った挙句に元の事業者に再入会手続きをしている現在の私・・・・・・

病児シッターサービス2社に払った入会金、結構の痛手でした。

数万円を惜しんで、その数倍払うことになるとは、目先のお金を惜しんだ自分を恨みます。

 

働く家庭に欠かせない病児シッター契約、よいところとお付き合いがあるなら契約解除はしないほうがよいですよ!年会費の数万円なんて、いまとなっては少しも惜しくないです。

 

ところで、数年前と比べて日本のシッターサービスもずいぶん充実して契約の自由度もあがり、選択肢も増えて気軽に利用できるようになっていると感じます。

またの機会に紹介させてください。

▼日本でのシッターサービス紹介はこちら

 

その3:やっててよかった! 通勤リズムは崩さない、できるだけ大人のリズムを子どにも

 

ぜんぜんシンガポール関係ないですけど。

もともと、第2子出産後半年くらいで職場復帰しようと思っていたことと、上の子のプリスクールのバスのお迎え時間が朝早かったので、せっかくだから仕事しているときと同じ時間ですごそう、という原則で生活していました。

赤ちゃんもいずれ24時間のリズムを作って、働く大人のリズムで暮らすことになるので、どうせならはじめから、という目算です。

 

育児の教科書上は間違っているのかもしれません、が、残念ながらこれが我が家のルールです。子どもは従うべし、と割り切って生活するようにしていました。

 

・・・・・・それでも復職したいま、毎朝ばたばたしているので本当に役にたっているのかどうかはわかりません。

ただ、ばたばたしていても最低限日焼け止めだけは塗るとか、早着替えスキルに磨きを掛けるとか、自分のためにはなっていたように思います。

 

その4:帰国前、やっときゃよかったヒール靴リハビリ&ボディコンワンピース!

 

暑いし、子どもいるし、仕事してないし、とシンガポールでは安全とリラックスとオチチの出しやすさを優先してヒールのほとんど無いコンフォートサンダルとスニーカーで過ごしていた私。おチチとヒール関係ないか。(女児のヒール靴への食いつきに驚きます…)

 

さあ就職活動でもするかー、と久しぶりに7cm細ヒールを履いたら、歩きづらいうえに翌日結構な筋肉痛になりました。

足幅もさらに平べったーく拡がって、革靴に馴染まないことこの上なし。

 

子どもを言い訳にせず、きれいな周りのママたちを見習ってたまにはきちんとした靴をはいておくべきだったな、と反省しています。

日本からシンガポールに持って行ったのに、まったく履かずに持ち帰ったパンプスもありましたから・・・・・・

 

また、日本で就職活動用の服を買いに出たものの、色鮮やかなシンガポールのオフィススタイルに目が慣れていたせいで、地味で上品なスーツに食指がぴくりとも動かない。

シンガポールのワーキングウーマンのようなボディコンシャスなドレス、色鮮やかな民族衣装の通勤着という選択肢はありません。

ラインナップ的にも、TPO的にも。

 

どうせ誰も見てないんだから、シンガポールいる間にボディコン着ておけばよかった。

在星ママのみなさん、ボディコン着るなら今のうちですよ!!

 

雪も降った東京からお届けした、ワーキングマザーのシンガポール帯同ビフォーアフター、いかがでしたか?

言うほどビフォーもアフターもないのでは、というご指摘は甘んじて受けつつ、やってみないとわからないことって多いですから何かのお役に立てればうれしいです。

 

※あくまで、個人の経験ですので予めご了承ください。

Reported by:

はたママ特派員 Azusa Seki

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