みなさま、こんにちはーーっ!( ´ ▽ ` )ノ
シンガポールで働きながら二人の男児を育てております、ぐーたら母のりさこです(・ω・)ノ
さて、今回はインターネットで結構検索されているらしい=知りたい方が多い、こちらのお話です。
シンガポールで妊娠&出産の体験談
しかし、限りなくローカルよりな生活をしている私。
ここでもやはりいわゆる一般的なシンガポール在住日本人女性的経験をしておらず。
やっぱり役に立つような立たないような、そんなお話をさせていただきます。笑
役に立つ「シンガポールでの妊娠&出産経験談」を読みたい方はこの記事スルーで、こちら!!笑
↓ ↓ ↓ ↓
「シンガポールで妊娠&出産 vol.1/ 産婦人科さがし。やっぱり下調べが重要!」
(今回の私の記事と真逆すぎておもしろい!)
私が今回書かせていただくのは、ぐーたらりさこ流の、
超ドローカル式格安出産記 〜妊婦健診編〜
でございます。
結果から先にお話しますと、わたし、
妊婦検診は超ドローカルクリニックに通い、出産は超ドローカル総合病院で行いました。
日系病院にお世話になることは一度もなく。
単身でシンガポールに来て現地採用者として就職し、結婚・妊娠するまでの4年間、一度も日系の病院に行ったことがありませんでした。
何せ、噂では「日系の病院は診察費がバカ高い。駐在ファミリー向けのセレブ医院ばかり」と聞いていたので恐れおののいていました ((((;゚Д゚)))))))
ですので、独身時代に通っていたのはど近所のローカルクリニック。
いわゆる、HDB(公営団地)の1階に入っている、町医者的な
(ほぼこ汚い)小さなクリニックです。
まずは、この流れがあるので、私の中では日系の産婦人科に行くという概念がなかった。
だから周りのシンガポール在住日本人女性とは一味違った妊婦検診体験を経験しました。
ぐーたら式産婦人科選び → そこにクリニックあったから行ってみた
さて、たくさんの人から聞かれたシンガポールでの産婦人科探し。
みなさん、気になるのですね。
「どうやって探したか」「何を基準に今の産婦人科医を選んだか」
なぜその産婦人科を選んだか、答えはこちら。
え?そこにクリニックがあったから。( ´Д`)y━・~~
全く産婦人科探しってしませんでした。
皆無。
5年前のとある日。
日本で結婚披露宴を終えてシンガポールに帰って来てからというもの体調が優れなかった。
疲れすぎているからか、膀胱炎になっていて仕事が辛く、とにかく病院で薬をもらおうと会社を早退しました。
「たしか家の近所に2件ローカルクリニックがあったなー」
↑ここから適当。
引っ越したばかりでよく知らなかったんですが行ってみると、家の左手に普通のローカルクリニック。
右手に婦人科クリニック(よくあるローカルのWoman’s Clinic)がありました。
膀胱炎ってこともあり、なんとなく婦人科の方へふらりと入ってみました。
(↑こちらが第一子、第二子とお世話になった超ローカルクリニック)
院内はかなり狭いけどまぁまぁ綺麗。
ドクターも50代の物腰の優しい感じ。
「膀胱炎みたいなんで薬ください」とお願いするときに、ふと気になった。
あれ、生理が2日ほど遅れてる(気がする)。
なぜかとっさにドクターに「あ、生理遅れてるので、妊娠してても飲めるお薬ください」と言ったんです。
こんなに気が利かない私がなぜあの時とっさにそんなことを言ったのか不思議。
先生 「じゃ妊娠検査も今日しておいたら?」
私 「あー、いやいや!そこまではいいっすよ!妊娠してないと思うし!」
先生「え、尿検査でチャチャっとわかるよ!」
私 「いやいやまじ、いいっすよ〜〜〜汗」
先生 「ほれ!これ!向こうで尿とっておいで〜」
検査して先生のところに戻ったら、
先生 「Conglaturation!!めっちゃ初期の初期!5週! 」
私 「え?・・・(・Д・) are you sure?(←めっちゃ失礼)」
そう、そこで妊娠がわかったのです。
これが私の超どローカル通院体験の始まり。笑
夫からは
「俺もお前も英語できないし、あのクリニックちょっとこ汚い気がするし、先生の信頼度とかもわからんし、、、やっぱ日系クリニックにしよ」
と言われましたが、正直「は?」って感じでした。
だって、シンガポール人ってみんなこんなとこに通ってるんですよ。
で、健康な赤ちゃん生んでいるんです。
日系の病院だから、より健康な赤ちゃんが生まれるってわけじゃないですよね。
言葉の問題はスマホが解決!
現地採用夫婦がこんなことで贅沢できない!!
あと、家から徒歩30秒って最高の魅力!!
と、夫を説得しました。笑
(↑ゲイランだったので美味しいもの屋さんが周りにたくさん。ドリアン屋さんも目の前に、、)
とにかく安い!これ(だけ?)が魅力のローカルクリニック
いやー、マジ安いですよ。診察費。
1回あたり約70ドル。
日系だと毎回約200ドルと聞いているので、半分以下ですね。
基本、妊婦検診ってエコーすりゃいいので、それだけですが。
問診+エコーで約70ドル。
あとは、ローカルクリニックなんで?結構勝手な要望もバンバン言えました。
いらないなってお薬やサプリはすべて断りました。
こちらでは普通の「DHAサプリ」。
はじめはよくわからず購入したけど、一箱20ドルって高っ!!
「ベビーの頭がよくなるから必ず飲んで!!」と言われたが・・・
サプリ飲んだだけで天才を産める気がしなくて
一度も飲みませんでした。
そういったこともあり、毎度診察費用は安くすみました。
あとはいくらローカルクリニックといえどしっかりとするときゃする。って感じでこれらは院外の施設にて検査。
胎児スクリーニング 約100ドル
*胎児の臓器から指の数まで細かく調べるエコー検査
ダウン症検査 約400ドル
*染色体異常をエコーと血液で検査
これに追加で、ちょっと胎児の心音に不安があり特別にこちらも追加
胎児の心音検査 約100ドル
*約40分間ひたすら心音をチェック
トータルをざっと計算(本当にざっとです)したら・・・
1回の検診費用 約$70 x 13回程度(月1~2回を8ヶ月間)= 約910ドル
上記の院外施設での特別な検査(3回)= 約600ドル
合計 約1,510ドル
8ヶ月間の妊婦検診の費用はだいたいこの程度です。
細かいこというと、エコー検査なしで心音のみ確認の際の診察費は約$40。
妊娠中期は月に1回しか検診してない。
サプリは葉酸は$5以下、なぜか鉄剤は無料。
血液検査もしたけど、たいした金額じゃなかった。
(しかも結果聞く前に出産したので意味なかった。笑)
その辺でちょっと前後しますね。
とりあえず日系産婦人科と比較すると激安かと。
ちなみに、パッケージプラン(診察何回分+サプリなど?)も勧められた気がするけど、多く払う気がしてやめました。
結果、それでもさらに安くなったかも。
(↑育児クラスは日本人の先生のところへ)
(結果)ローカルクリニックでも別に困らない
私は高校生の時から子宮筋腫や子宮内膜症に悩まされてきました。
妊娠を機にまた気になり「もし妊婦検診で何か問題が発覚したら日系クリニックに行く!迷わず行く!」と決めてました。
そういったことは、やはり日本語で先生とじっくり相談したいものです。
でもね、
結果、何も問題なかった。
第一子を38歳の高齢妊娠。
問題何か起こるかと思いきや、大丈夫だった。
なので、「ローカルクリニックだから・・・」って不安に思ったことは一度もないです。
問題がないのなら、ただエコーで赤ちゃんが生きてることだけ確かめられればよかったので。
気をつけていたことは「あ!先生!エコーの写真ちょうだいね!」っていうことだけ。笑
言わないと写真くれないから。笑
鬼のような恐怖の受付おばちゃんと仏の笑顔のドクター
さて、で、ローカルクリニックってどんな感じなの?って気になる人もいますよね。
行ってみてもいいかも〜〜って思った人、3%くらいいる?笑
一言で言うと、
全てが雑
まず、ドクターも仏のような笑顔で穏やかな話振り。
一見素敵なんだけど、超適当!
っていうか、いつも何十人も診察待っている人がいて、さばくのに必死すぎ!
「あのー、最近ちょっとお腹張って、、」って言っている途中で(仏の笑顔で)
「あー、それ普通。それ普通。超普通。ノープロブレム!」と。
そか、うん、あ、そろそろ赤ちゃんってこんな風になってくるんですか、、、って言っている途中で(仏の笑顔で)
「あー、まだ赤ちゃんがそうなるのはもうちょっと先だからねー。次回説明するね!」
「See you next month!バーイ!」(力強く)
だいたいこのパターンですね。
心配性でいろいろ先生に聞きたい人には向きません。
あと、受付のサービスも超適当!
特にこのクリニックには私も恐れおののく
恐怖の受付おばちゃんがいました。
とにかく、庶民的な病院に似つかわしくない厚化粧。
真っ青なアイシャドウに真っ赤な口紅(そして化粧はいつも崩れている)
パーマをかけたセミロングのそのおばちゃん。
多分、仏の笑顔のドクターの奥様。
その受付おばちゃん、とにかくいつも怒ってる。笑
しかめっ面で受付に立って、デスク見ながらなにかやっているんですが、、
人が近寄っても決して顔を上げて挨拶しない。
っていうか、シカト。笑
何分待っても目の前に立っているのに(絶対私の存在に気がついているのに)シカト。
で、すみません、、、って声かけると、毎度決まって睨まれる。
「は?診察カードっ(出しな)!!!」
そこから先は話しかけてはいけない。
何言っても「は?ドクターに聞きな!」ってー。涙
他の受付のお姉ちゃん達は親切だったんだけど、みんなこのおばちゃんに気を使っているから、あんまり私に話しかけてくれない、、汗
あとは、妊婦検診に必須の尿検査。
フツー、コップに出した尿で検査しますよね!?
(↑そうそう、こういうやつ)
こちら、尿糖の試験紙?を受付でとってもさりげなく渡されます。
「?」となって鬼の受付おばちゃんに「あのー、、尿をとるカップください」って聞いたら
「はーーー!?これにおしっこかけときな!!」
って。。
え、むずくない?
結果、むずい。笑
毎回検査大変でした。
コップくらいくれてもいいのにね。。
こんな感じの超ローカル的妊婦検診体験談でした。
ね、ほとんど役に立たないでしょ?♪( ´▽`)ドヤ
書くかどうか迷ったけど、多分こんな経験した人少ないから、ある意味貴重な記事になるかもと思って書きました。笑
気になる超ローカル的出産体験記は次回!!!
では、また〜〜〜〜
(↑出産を前に貞子級ロングヘアをバッサリ切りました)