こんにちは。シンガポールにドンキホーテがオープンしてから約半年。なんと、6月にはタンジョンパガーの100AMに新店舗がオープンするとのこと。
これまで、オーチャードセントラルの店舗は少し遠いな…と感じていた西側のみなさん。タンジョンパガーの真ん中にお店ができるのは朗報なのではないでしょうか?!
さて、この度、新店舗オープン直前のタイミングで、ドンキホーテ(以下、ドンキ)とはたママとで座談会を実施いたしました。主に、半年間経っての感想と期待、新店舗への意見交換を行いました。
前回のパワーあふれる座談会さながら、今回もドンキユーザー(週1回以上利用)でもあるはたママが、率直な意見をぶつけることに!!
どのような様子だったのかご紹介しましょう。
「PB商品はもっとアピールを」「品揃えが安定すると嬉しい」
ドンキ:
昨年、オーチャードセントラル店がオープンし、半年近くが経ちます。おかげさまで、オープン以来たくさんの日本人在住者のかたにもご利用いただけており、大変感謝申し上げます。
さて、オープンしてから一定の時間が経ち、みなさまのご期待に沿える点、もう少し改善が求められる点、ご意見があるかと思います。今回も、前回の座談会同様、率直なご意見をいただければ嬉しく思います。
はたママ:
まずは、嬉しかった点。納豆の種類が充実していて感動しました。特に、大根おろしをいれられる商品があって、夫婦ともども重宝しています。
はたママ:
ドンキさんのプライベートブランド(PB商品)の「情熱価格」。コスパがよいのでよく買っています。特に、ドレッシングは種類も容量も多く生活者目線。まだ、あまりPB商品が、消費者に浸透していないと思うので、どんどんアピールしてはいかがですか。
はたママ:
そうめんなどの乾麺の種類が豊富ですね。たくさんあって大変嬉しい。めんつゆもたくさんあるので選び甲斐がありますね。
ドンキ:
皆様から、このように評価いただき光栄です。逆に、改善してほしい点は何かありますか。
はたママ:
ずばり、オープン当初に比べて、少し値上がりしている商品もあるような気がします。最初のインパクトが強かったのでそう思えるだけかもしれませんが。
はたママ:
やはり、冷凍食品を充実させてほしいです。日本製の冷凍食品があるだけで、おかずの手間が減ります。例えば、コロッケ。売り場にはカレー味のものが多いのですが、普通のポテトコロッケがあると嬉しいです。
はたママ:
買い物に行くときには、生鮮食品、日配品、日用品とまとめることが多いです。特に、朝食などで食べるパンは普段の買い物のついでに買うことが多いです。ただ、ドンキさんには、日本人向けのパンがあまりないような…。できれば、ベーカリーを併設するか、ヤマザキパンのような日本人好みのパンがあると利便性が高くなりますね。
はたママ:
鶏肉を見かけないのは、あまり売れないからだと思うのですが、もう少しあってもいいかもしれません。
ドンキ:
なるほど。品揃えにはまだまだ努力が必要なのかもしれませんね。惣菜コーナーで何かお気づきのことはありますか。
はたママ:
一度カニクリームコロッケを購入したときに、カニの風味を感じました。いわゆる、スーパーのコロッケとは違って、こだわりを感じました。「こだわり」があるものだからこそ、調理法が安定しないと、返ってクセとなってしまう可能性がありますね。
ドンキ:
確かに、ローカルの方に調理をお願いしているので、分かりにくいところがあるのかもしれないですね。
そのほかにはどうでしょうか。
はたママ:
日本の栄養ドリンクがあると嬉しいです。他の日系の薬局などでも探せばあるのかもしれませんが、もっと手軽に欲しいと思います。
はたママ:
商品のパッケージに貼っている英語の表示ラベル。これが、もともと日本語の表示ラベルの上に張り付けられていて、日本語の内容が見えない場合が。これは、ドンキさんにお願いすることではないのかもですが、内容物などを確認したいのだができないときがあり、配慮してもらえたら嬉しい。
はたママ:
全体的なことで、ひとつ。人気があるためか買いたいと思う商品が置いていないことが。これを買いに行くと決めっていっても手に入りにくいときがあります。まだ、オープンして半年なので、今後、品揃えが安定してくれることを期待します。
はたママ:
こちらも今後に期待することなのですが、季節行事の商品が手に入ると助かります。例えば、ひな祭りのひなあられなど。季節がないシンガポールだからこそ、子どもに日本行事を教えたりしたいという思いを持つ方は多いと思います。
「新店舗でのモバイルフードは話題性を」
ドンキ:
大変率直かつ核心に迫るリクエストですね。いただきました改善点については検討していきたいと思います。
次に、6月にドンキ2号店をタンジョンパガーにオープンすることを予定しています。この新店舗では、オーチャードセントラル店とは違った取り組みを導入します。それは、ワンハンドで食べられる軽食を集めた「モバイルフード」コーナーの設置です。
ここからは、この「モバイルフード」のメニューやコンセプトについてご意見をいただければと思います。
はたママ:
「モバイルフード」のひとつにカラフルな綿あめが!これは、SNS映えもしますので話題になりやすいかもしれないですね。現状、ワンサイズのようですが、今後は、サイズも大小と選べたらよいのでは。また、値段もサイズに応じて変えると、より買いやすくなると思います。
はたママ:
焼きトウモロコシは、パッケージ(包む紙)をトウモロコシの皮に見立てたらかわいいですね。もし、そのようなパッケージにしたら、話題性が高く、人気がでそう。ただ、焼きトウモロコシにかぶりつくのは、女性には少し食べにくいかも。輪切りに分割して提供するなど、食べ方のバリエーションがあると嬉しいです。
ドンキ:今回のワンハンドの軽食も、人気に応じていろいろ試していけたらと思っています。これら以外に、何か候補はありますか。
はたママ:
アメリカンドッグ、じゃがバター、棒アイス、チューペットなど、お祭りの屋台で見かけるようなメニューがあると楽しいかもしれません。ドンキさんの、焼き芋がシンガポールでは人気が高いようなので、これを利用したメニューがあるといいかもしれません。例えば、ヤキイモペースト。カヤジャムの要領で食べてもらうのはどうでしょうか。
ドンキ:
ヤキイモペーストは斬新ですね(笑)。
そのほか、この新しいモバイルフードの取り組みへのご意見はありますか。
はたママ:
ドンキのお店が入る100AMですが、平日はビジネスマンの利用が多いと思います。ビジネスマンの休憩時間や昼食後の「ちょい食べ」として甘いものへ需要が高いと思います。例えば、タンジョンパガーには有名なマフィン屋さんがありますが、ビジネスマンに人気で行列ができています。最近、駅前にできた八天堂さんも同様。ドンキさんのモバイルフードもデザート・おやつ需要に訴求してはどうでしょうか。
はたママ:
シンガポール人のビジネスマンは、何かつまみながら仕事するということにあまり抵抗はないように思います。昼休みに「おやつ」を買ってきて、自分の席で食べることも。そうしたときに、同僚の間で話題になるようなものだと、人気が広がる可能性がありますね。
はたママ:
タンジョンパガー店は、ビジネス街で、観光地・住宅地のオーチャードセントラル店とは異なるところが多いと思います。金融街に勤める同僚の間で話題になるかどうか、ビジネスマンが席で食べられそうかなど、食べられる状況や消費者像を具体化しながらモバイルフードのメニューを検討するとよいと思います。
ドンキ:
なるほど。確かに、立地によって消費者の傾向は変わってくる可能性がありますね。
新しいお店での取り組みに対してもみなさんの熱い思いが伝わってきました。身の引き締まる思いです。
本日いただきました意見を参考にしながら、これからもみなさんに愛される存在として尽力していまいります。本日はどうもありがとうございました。
ドンキ2号店のオープンは、6月14日。オーチャードセントラル店の実績があるので、その期待も高まっていることでしょう。はたママの率直な意見が新店舗や既存店への改善に少しでも役に立てていれば…と思います。
読者のみなさま。もし、お買い得な冷凍ポテトコロッケが販売されていたら教えてください。これは、はたママメンバーが2回の座談会にわたり語った熱き思いがなした功績ですので。