生活・エンタメ

本帰国が決まったら考えよう日本の保活Vol2ーシンガポールからの体験談

前回から引き続き、本帰国後の保活体験談。
前半は、保活準備編をお届けしました。
後半は、実践編として具体的な保活の日本国内での手続きについてご紹介します。

はたしてうまくできたのでしょうか?!

一時帰国中の保育園見学

見学曜日や時間帯は、決まっているケースが多い印象です。所要時間も30分ほどと長くはありません。

まずは、見学したい保育園へ一通り電話して見学可能なタイミングを調整しました。その後、移動時間やもろもろの予定を組み合わせ、見学一覧を作成。分刻みのスケジュールを作りました。

合計5件の認証の保育園を中心に4日間で回りました。一般の保活からしたら少ない方で、知人の話では30箇所を回ったという逸材も。

短期決戦の本帰国組なので、一時帰国中に決める方針の我が家にはこれぐらいが限界でした。

なお、公立園などでは園庭開放や体験保育を受け入れているケースも。タイミングが合えば、そういった機会を通じて園の様子を探る手もありそう。

我が家の場合、見学時は園長先生が対応くださることが比較的多かったです。すべてではありませんでしたが、園児の部屋まで日々足を運んでの、着替えなどの入れ替えやお布団セッティング、はたまた週に一度の布団干しなどを保護者に求める園も。シンガポールでは求められなかった準備が必要だな…と朝のバタバタが頭をよぎりました。

 

市区役所へ行って直接相談しよう

次に、市区役所の保育園を管轄する部署を訪問しました。事前に調べてはいましたが、ホームページだけではわかりにくいことも。我が家がどのくらいの指数になりそうか、保活に必要な情報を得るにはやはり実地で聞くのが手っ取り早い印象です。

自治体によっては、保活アドバイザーがいるところもあり、日本の保育園についての疑問点をお聞きしたり、個別の事情を相談したりすることもできます。

各保育園のパンフレットを置いている役所や、保活アドバイザーの方と予約なしで相談させてもらえる役所もありました。

保育園申込み

保活と同時並行で行っていた物件探しで、なんとか家を押さえたら、正式に保育園の申込みをしました。

我が家は空き状況と想定される指数などを勘案して、認証保育園への申込みに絞り、連絡しました。

今回は、申込先の認証保育園には複数空きがあったこと、見学のタイミングから2ヶ月後という入園時期などの条件から、ある園長先生から入園の確約をゲット。

保活を無事にクリアすることができました。

もし、一時帰国のタイミングで認可保育園を狙った場合には、各自治体への申込みとなります。申込みは月1度の利用調整を経て確定となるため、しばらくドキドキすることになったでしょう…。

■さいごに

さて、本帰国して早いもので3、4ヶ月が経とうとしています。振替れば必死だった保活も今や喉物と過ぎればなんとやら…。遠い過去のようにも感じてしまいます。

感覚的ではありますが、自治体による差はあれど、聞いていた話よりも待機児童対策は進んでいて、保育園へも入りやすかったように思います。

そして、人間の「慣れる」力は大きくて、徐々にではあるけれど、日本に戻れば戻ったで感覚も日本モードに徐々に切り替わっていくように思います。

もちろん今でも「シンガポール生活、どうだった?」と聞かれれば「最高だった!」なんて即答してますが、「住めば都」なんて言葉もありますよね。

転園はもちろん、本帰国は、子供にとっても親自身にとっても、大きな大きなライフイベント。体力的にも心理的にもタフではありますが、焦らずじっくりと向き合ってみていただければとおもいます。

 

 

Reported by: Maki Mimura

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