前回に引き続き、お届けします、本帰国シリーズ。
「辞令は突然やってくる」の如く、在星歴が3年以上になってくると頭をよぎりますよね。
ほかにも、年末になってくると本帰国の打診がチラホラ始まるところも。
そんな時、家族として考えなくてはいけないのが帰国後の家探し(持ち家の場合を除いて)。
どうしたらいいのか。
今回は、家探しのタイミングや条件を考えている方向けに、すでに本帰国したメンバーからの体験談をご紹介。
賃貸物件探しの事例を中心にお届けします!!
どんなタイミングで家探しを始めた?!帰国後/前?
事例1 夫が先に帰って決めるパターン
プロフィール:在星歴10年超。未就学児2人。シンガポールではフルタイムで就労し、ヘルパーも雇用。帰国後もフルタイムで就労。
事例2 帰国後短期決戦パターン
プロフィール:在星歴2年。未就学児2人。シンガポールでは専業主婦。帰国後はフルタイムで復職。
事例3 帰国前一時帰国して決めるパターン
在星歴3年。未就学児1人。シンガポールではパートタイム就労経験あり。帰国後はフルタイムで復職。
様々なやり方がありますが、どのパターンが自分の家庭にフィットしそうでしょうか?
短期決戦?一時帰国?それとも先陣隊が決める??
帰国後に、仮の住居を提供してくれる会社も多いと思うので、一般的には短期決戦が多いようです。
もし、本帰国のタイミングが事前にわかるのであれば、どういうパターンが効率的か検討してもいいかもしれませんね。
物件探しの条件は?
家探しの条件は家庭によって違ってくるでしょう。
ここでは、いわゆる「駅近、築年数」といった物件の基本的な条件ではなく、「本帰国」組だからこそ、注意したい条件についてご紹介します。
“鉄板”の条件
- 保育園 空きがありそうな地区(激戦区を避ける)
- 夫(自分)の通勤利便性、通勤時間
- 広さと予算の擦り合わせ(シンガポールの物件は広いということをよく認識する)
オプション条件
- 大型スーパーはこだわらず。ネットで色々と注文できるため。
- 公園が近くにある、遊ぶところに近い
- (将来を見据えて)小学校の近くもしくは通学に便利
日本にいるよりは短期決戦になりがちの本帰国後の家探し。あれもこれも、100点満点の物件にであうのは難しいかもしれないですね。
譲れない条件を明確にしておくと軸がぶれずに決めやすいでしょう。
物件探し「あるある」
本帰国という自分で決められないタイミングだからこそ、物件探しも難しくなる時もあります。
ここでは、物件探しでのあるあるをシェアします。
とにかく家決めはタイミング勝負。
焦ってしまって「イライラ」するかもしれないですが、ご縁なところもあり自分ではどうしようもない時も。
自分の気持ちをコントロールすることも大事になってくるでしょう。
最後に
本帰国がもう直ぐかもしれないみなさんは、家はどうするの、保活はどうするの、転職(復職)は?と、戦々恐々かもしれません。
でも、上記で紹介した本帰国後のメンバーは、住めば都で楽しく(それなりに苦労はあるようですが)過ごしていることは間違いありません。
どんな状況でも自分らしく過ごすことができている。
家探しも最初はあれこれ戸惑うかもしれません。状況も刻々と変わっていきます。
あまり無意味に恐れる必要ありませんよ。
ぜひ、体験談を参考にしながら、できる準備から早めに始めてみてはいかがでしょうか!
Cooperated by: Azusa, Nanami, Yumi, Maki
Reported by :Aiko Mochizuki