通勤の利便性と保育園の入りやすさを優先して帰国後に住むエリアを決定
こんにちは、はたらくママシンガポール東京特派員です。
シンガポールの友人たちから、帰国後の保育園事情、保活事情を知りたいという声をいただきました。
情報収集に役立ててもらえそうなリンク集はこちら(リンク)で紹介しています。
この記事では、私の本帰国前後のどたばたを、4回にわけて、ひとつの例としてご紹介します。
保育園事情は、地域差、時期の差(1年違うだけでもまったく状況が変わってしまうこともあります)が大きいのであくまで参考で。
【母の就業前提の本帰国後の家探し。通勤に便利で保育園に入りやすい元の居住エリアが有力候補】
我が家の場合、帰国後は持ち家には戻らず、当面の間賃貸住宅に住むことになっていました。
東京都内で通勤に便利なところ、広めの家に住みたいね、と夢は広がります。
私自身は働きたい気持ちがピークになっていたので、帰ったらできる限り早く働き始めるつもりでした。
そこで複数の候補エリアの保育園事情を調べ始めたのですが・・・
早々に断念。
上の子どもでの経験からある程度理解しているつもりだった東京都内の保育園事情ですが、区ごとにまったく異なることにあらためてびっくり。待機児童の少ないエリアに住んでいたので、他の地域の倍率の高さにまず愕然としました。
さらに一次情報である各区のwebサイトの難解なこと。
保育園の数、待機児童数、入園基準、審査のポイント数、入所指数・・・????なじみの無い区の仕組みがまったくわからないのです。さらに土地勘も無し。
帰国に向けた引越し準備のばたばたで、それ以上調べる気力がわかず、断念。
多少なりとも土地勘と保育園事情がわかる元の居住区にターゲットを絞ることで夫婦間合意が成立しました。
【決定打は年長男子が元通った園に再入園できること。激戦1歳児クラスの編入は長期戦覚悟で】
さて引越しに際して、保育園以上に気になっていたのが子どもへの影響です。
特に当時5歳の息子は、妹が生まれてすぐにシンガポールに転勤、ようやく慣れたら本帰国、さらに本帰国後半年で小学校入学、と人生における大イベントが続きます。
母親である私自身も転勤族家庭で育ったので、子どもの強さと適応力は身をもって体感していましたが、少しでもストレスは減らしてあげたかったのです。
そこで、転勤前に在籍していた公立園に再入園できるかどうか空き状況を区のWebサイトで調べて、担当窓口に電話で確認したところ、引っ越し後に入園できる可能性は高いとの回答でした。
それなら、とこの園に通えることを条件に家探しを本格化しました。
引越し当時1歳6ヶ月だった娘に関しては、年度途中入園はほぼ不可能、だが可能性はゼロではない、という状況でした。4月入園すら激戦の1歳児クラス、それでも他のエリアに比べれば競争率は低く、また「きょうだい」がいる場合には保育園入園のためのポイント加点があるので、年度途中入園の可能性が少しはある、はず、たぶん。
帰国時点では就職先が決まっていなかったので、長期戦は覚悟のうえ、と腹をくくることにしました。
保育園の入りやすさを第一に住まいを決めることになったのですが、我が家の場合は後々これが大正解、となりました。
荷物の整理と、はたらくママのイベントサポート(これが無かったらもっとつらかったはず!)、新居探しをしながら帰国後の仮住まいの契約など、引っ越しは行きも帰りも面倒です。
そんなドタバタの中、子どもたちが続けて高熱に倒れ、自分にもうつされ、手伝いに来た両親までも倒れ、やっとの思いで着いた日本の仮住まいでは夫が溶連菌感染で高熱と、行きはよいよい帰りは怖い的我が家の帰任。
それもみな今となってはよい思い出です。
その2へつづく…
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Azusa Seki