働く

シンガポールの駐在妻が働くまでの5ステップ 〜はたママメンバーの体験談より〜

シンガポールには多く日本人が駐在員として働いています。長期滞在者(在留届済)が約3万4千万人なので、4割くらいが帯同家族を連れいているとすれば、1万人以上が駐在妻です。

はたママのメンバーも、コミュニティ創設時は、現地採用のママや移住者が多かったのですが、5年近くの月日の流れで今では、駐在妻のメンバーも。

駐在妻、現採用、国際結婚など関係無く「働き続けたい!!」という人が増えているのではないでしょうか。

今回は、「駐妻」のはたママメンバーが、実際に働き始めるまでにどんなことをしたのか、その体験談をご紹介しようと思います。(詳細は、メンバーさんのブログをどうぞ)

働き始めるまでに、一番大切なことは??

なお、本件はあくまで個人の体験から得たものです。

 

STEP1  夫の会社の就労規則の確認と合意

 

会社によっては、駐在妻の就労を認めていないところもあります。働きたいなという気持ちが出たらすぐにチェック!

また、就労自体はできても手当が削減されたりなどの条件があるところもあります。

次のポイントを参考にまずは確認をしながら、夫との合意形成を図ることが大事ではないでしょうか。

 

・就労可能なDPかどうか (このサイトを参考にしました)
・夫の会社は妻の就労を許可しているかどうか
・妻が就労した場合減らされる手当はあるか、その場合幾らか
・日本の社会保険は夫の会社が払ってくれるのか
・上記、払ってくれない場合どうするのか

 

STEP2  すでに働いてる駐在妻に関するコミュニティへの参加(情報収集)

 

働く意思と条件をクリアしたら、次は駐在妻で働く人や海外で働く日本人女性に関する情報収集。

ありふれた経験ではないからこそ、情報や経験者も限られてはくるのですが、世界に目を向けてみると徐々にその数も増えつつあります。

体験談を見聞きする事で「自分なりの働きながらの子育て」などをイメージすることが大切です。

※ブログサイトでは、はたママも紹介してもらっています。がそれ以外のサイトはこちらから。

こちらは、世界各国の駐妻へ向けた情報が詰まっています。
主催者のミチエさんは、東京やオンラインで渡航前セミナーも行なっていらっしゃいます。
私はセミナーにも参加し、色々と情報収集しました。
シンガポール在住の中野まどかさんが運営する、有料オンラインサロンです。
他の方々からリアルな声を聞けるのと、
中野さんが発信する感度の高い情報を得ることができます。

 

 

STEP3 子どもの預け先探し、メイドさん探し、(渡航前)家探し

 

子どもの預け先探し

就労形態およびメイドさんの有無に応じて、フルタイムで預かったもらえるところがよいのか、ハーフでよいのか考えるとよいかもしれません。
いろんな形態の保育園や幼稚園、学校があるので、自分の働き方とのバランスをみるとよいでしょう。
探す時のポイントは次の通りです。
・送り迎えはどうするか(メイドさん?バス?パパ?)
・長期休暇はどうするか(習い事?メイドさん?)
・保育時間と自分の就労時間(残業できるか?)
参考までに、簡単なそれぞれの保育園・幼稚園の特徴は次の通り。

 

日系・インター:
保育時間がとても短く、長期休みが多い

 

ローカル保育園:
保育時間が長く、長期休みが少ない。
また、就学児のお子さんがいる場合、帰宅後の習い事への通いやすさ、放課後アクティビティがあるが学校選びのポイントに。

 

 

メイドさん探し

家庭によって雇用の賛否は分かれるところですが、メイドさんを雇用している方の多くが助かっているとの感想。

家庭内の合意形成をしてメイドさんにお願いするかどうか、決めると良いでしょう。
 メイドさんを雇うにあたってのはたママでの体験談はこちらから。
なお、最近はこちらのコミュニティで、メイドさんを雇うにあたり知っておくべきことがまとまっております。

 

 

※家探し

渡航前であれば、市中心に近いところを選択するのがよいでしょう。
もう、すでに住居がある場合は、次のステップと重なりますが、職探しの時に、現実的な通勤圏を特定するのがよいでしょう。

 

STEP4  職探し!!

 

⑴人材派遣会社に登録する
例)
※JACは奥様セミナーという、DPホルダー向けのセミナーも行なっています。

 

 ⑵掲示板での求職を見る
・日系の仕事の場合
・ローカル、外資系の仕事の場合

 

 ⑶人脈や知人に聞く
友人の友人を紹介してもらって、相談に乗ってもらったり。悩みポイントの解消や新たな出会いが期待できるかも。

 

 ⑷直接気になる会社に応募する
気になっている会社のホームページで求人情報を探し、直接応募する。案外日本人というだけで面接してもらえることも。
※体験談をシェアしてくれたメンバーはこの方法で就職先を見つけたそう。

 

STEP5 内定後の条件確認

 

ステップ1から4までへて見事内定となったら、いくつか確認を。
DPビザで就職する場合は、就職する先の職場がLOC (letter of conS ent ) 発行する必要があります。受理までは平均約2週間程度。
LOC発行までに会社にはこれらの確認が必要かと思います。
・有休休暇について
・病欠について
・残業代について
・チャイルドケアリーブについて
・ボーナスについて
・健康保険について

 

最後に

メンバーさんのブログにもあるように、大切なことは「やりたい」と強く思うこと。

そして、今、働いていたり、働いていたけどやめたり、働きたいと思ってたり。ひとそれぞれ、さまざまなフェーズにあると思います。

もし、働きたいと思いっているのであればこの体験談が役に立てたら嬉しいです。

仕事でなくても何かしたいと思ったら、何か動いてみてはいかがでしょう。

こうして、最後までこの記事を読んでいただけたことも、行動のひとつです。何か、ここのまま検索を続けて働くための情報収拾をしてみたいと思っていただけたら、本望でございます。

Cooperated by Hatamama member

Reported by Aiko Mochizuki

 

※本サイトの情報は、掲載時点の情報です。掲載後に情報が変更になることもありますのでご了承ください。