シンガポール在住のママなら、誰もが一度は耳にする
「KK Women’s and Children’s Hospital」
みなさんはお世話になったこと、ありますか?
私は普段、日系の病院を利用していますが、娘が怪我をしてしまい、
図らずもお世話になってしまいました。
出産を除けばローカル病院は初体験!
怪我の具合を心配しつつ初KKにもドキドキしながら向かいましたが、
実際に行ってみると、想像とは違う点がいくつもありました。
今回は私の経験からその雰囲気をレポートします。
ちなみに、訪問は平日の朝10時頃、タクシーで向かいました。
1)受付
まるでそこは水族館!?中へ入るとお魚のイラストがそこかしこに描かれており、
子どもたちも(少しは?)リラックスできそう。
子どもたちも(少しは?)リラックスできそう。
入口のすぐ近くに置いてある発券機から番号札を取り、順番を待ちます。
順番が来るとナースによる診断。病気や怪我の状態を伝えます。
ここで治療の優先順位を確認し、緊急度が高ければ早めに診察を受けられるそう。
2)登録
個人情報の登録と支払い。
診察と標準的な投薬・検査・手続きであれば、なんと一律$115で済むそう。
診察と標準的な投薬・検査・手続きであれば、なんと一律$115で済むそう。
シンガポールの病院にしては手頃な金額ですよね。
請求書を見たところ、総額$230を本人とシンガポール政府が半額ずつ支払っている、との記載でした。
シンガポールは医療費が高いと聞くのでひやひやしていましたが、ほっとしました!
(※海外旅行保険の適用については個別にご確認ください。)
3)診察待ち
広々とした待合室。
”Fever AREA”という表示にすぐ気付きました。
今回の私たちのような、熱以外の症状の子どもたちへの感染防止に役立ちそうで、ありがたい配慮ですね。
アニメの流れるディスプレイもありました。診察の順番が来ると、ディスプレイに番号が表示されます。
4)診察
整形外科では、担当医師とその診断内容を確認する医師の2人体制でした。
(科により異なるかもしれません。)
特に通訳はなく、英語での応答。
怪我発生時の状況を何度も詳しく尋ねられたのですが、
これは症状に関するレポートを作成するためだったよう。
診察終了時には紙で手渡され、持ち帰りました。
このレポートがあれば、万が一再診する場合や他の病院にも行く場合でも、
正確に情報のやりとりができるはず。
良い仕組みだと感じました。
5)薬の受け取り
待合室を抜けるとすぐ、薬の受け取りエリアがありました。
診察時に受け取った処方箋ペをポストに入れ、ディスプレイの番号表示を待ちます。
診察時に受け取った処方箋ペをポストに入れ、ディスプレイの番号表示を待ちます。
お会計は2)登録時に済んでいるため、ここでは薬の受け取りのみでした。
平日の午前中だったことや患者の比較的少ない診療科目だったこともあってか、
待ち時間は想定よりも少なく、すんなり進んだ印象。
10時頃に到着し、12時前には帰りのタクシーに乗ることができました。
そして気がかりだった費用も$100台で済み、日系の私立病院よりも大幅に抑えられたことに驚き。
また、複数の医師にきちんと診断してもらえたのも安心材料になりました。
イザというときには24h頼れる病院があること。
この国に住むパパママたちにはありがたいかぎりですね。
もうお世話にならないで済むことを願いながら…
(※2018年7月時点での情報です。)
KK Women’s and Children’s Hospital
Address:
100 Bukit Timah Road
Singapore 229899
URL:
https://www.kkh.com.sg/Pages/Home.aspx Reported by:
Maki Mimura
Edit by:
Mari Kamakura
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