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シンガポールDPで働くつもりだった元駐在妻、現ワーママの、東京都内の本帰国&保活レポート その3 就活編

40代2人の子持ち、ブランク2年の再就職!最新の保活事情に直面する

これまでは、本帰国後の家探し保活事情をお伝えしてきましたが、ここでは少し就活事情についてもご紹介します。

 

2人子持ちの40代母が再就職に向けて考える。どんな働き方で、何を実現したいのか
母親が再就職や復職を考えるとき、共通して悩むポイントがあると思います。
子どもに寂しい思いをさせないか、自分勝手な行動ではないのか、両立できるのか、フルタイムかパートタイムか・・・

私の場合、1人目での経験があったので、これらは自分のなかで整理済みでした。
子どもは保育園でお友達と過ごすのが大好きだし、家庭と仕事を両方楽しむことが「両立」だとしたら簡単。両方完璧にこなす「両立」は目指したこともないし、その気もないし。
自分勝手も結果的に家族のためになれば、よいのです。Happy Mommy Happy Family♪

 

勤務はフルタイム勤務を希望していました。
第1子出産後1年間の時短勤務経験で、体は楽だったものの人事制度上の制約があったので、私にとって時短は決して効率的な仕組みではありませんでした。

ただ、保育園や子どもの体調によって遅刻早退が多くなることは体験済だったので、数か月か半年か、勤務体系は妥協する必要が出るかもしれないことは覚悟していました。

またブランクも2年弱ありましたが、これはほとんど気にしていませんでした。
だって、私、優秀だから笑笑笑笑!!!!完全売り手市場だから!!!!!

 

【働く母の選択肢は増えている】

 

と思うようにしていると人生負けてても勝モードに持っていけるので、根拠のあるような無いような高い自己評価の空元気で始めた職探しですが、能力以前に40代母(子ども2人)を雇ってくれる企業があるのか、新しい職場でゼロから人間関係を作って成果を出すことができるのだろうか、ということはさすがに心配でした。

 

ただし肌感覚として、昔よりも時短ワークや残業なし、リモートワークなど、休眠中の子育て女性をターゲットにした求人は増えていると感じています。
再就職したい母親をターゲットにした人材エージェントや求人情報サイトもありますし、パートタイムや時短の正社員、契約社員の求人もすぐに探すことができました。

 

多様性への対応と、女性躍進、女性の休眠パワー活用の動きは着実に進んでいる、のかもしれません。

仕事選びに関しては。

 

結局私は、元の勤務先の元いた部署に再就職できることになりました。
望んで辞めた会社ではないので、本当にありがたくうれしかったです。すぐにも会社に戻りたい!と気が焦ります。

 

【職は決まった、子どもはどうだ? 2ヶ月以内に働き始めないと保育園の権利は自動的に消滅します】

 

「お兄ちゃんは長時間保育の入園審査が通りました。申し訳ないのですが妹さんは・・・」

保育園の当落通知の電話をくれた役所の担当さん、あなたが悪いわけではないのです。
それでもついため息と泣き言恨み言のひとつも出てしまう。大変なお仕事だと思います。

内定が出たのに、娘の保育園が決まらない。晴れて噂の待機児童2か月目に突入です。

 

息子は短時間保育から長時間保育への切り替え申請が許可されましたが、下の1歳児の預け先が決まりません。
保育園落選の報を受け、翌月の入園可能性が少しでも高くなるよう、希望順位や希望保育園を変更、またポイント加点になる内定証明書も添付して再申請をしました。

会社には、保育園事情を理解していただき入社時期を調整してもらっていたので、非常に助かっていました。

 

しかし、上の子を長時間保育に切り替えてしまったので、2ヶ月以内に就業開始しないと入園が取り消されるというルールがあります。

お母さん働いてないなら退園してね!といわれてしまう、ということです。
働けない原因は下の子が保育園に入れないこと、なんですけどね…… 最終回へつづく

 

 

Reported by:

Azusa Seki

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